社債発行額とIPO件数
2007/12/09
今年2007年の国内での普通社債発行額が9兆円を超え1998年以来の9年ぶりの高水準になる見通しだ。1998年といえば国内の景気が最悪の年であった。
今年の前半は長期金利が1.9%台に上昇し金利の先高感の中でのいわば駆け込み発行が多かったが、サブプライム問題の年後半は一時、1.3%台まで長期金利が低下し社債発行の調達コストが低下したことによる要因が大きい。
一方、IPOの企業数は121社の見通しである。
前年を下回るのは2年ぶりで、マザーズ、ジャスダック、ヘラクレス等の新興株式市場が整備された2000年以降では2003年実績と並んで最低水準となる。新興企業の不祥事を背景に取引先の審査や会計監査が厳しくなったことに加えて新興株相場の低迷も大きな要因である。
これらの今年の実績が来年の経済、相場環境の行方を暗示しているような気がするが杞憂であれば良いと思う。


















