日本株復活の条件
2007/11/03
最近「日本株復活の条件」という短い記事を読んだ。
それによると、我が国の株式市場は極端な二極化が進行しているとの見方である。
すなわち、不良債権処理後の経営シナリオが描き切れていない金融と、また賃金低迷と社会保険関連費用の上昇で個人消費不振の影響を受ける小売り・住宅等の内需関連株価の低迷とは対照的に、海運・商社・鉄鋼、非鉄株に加えて経済成長が著しい新興諸国のインフラ需要の恩恵を受ける建設機械やトラック・ガラス等の株価上昇が鮮明であると解説している。
先般公表された日本経済新聞による社長百人アンケートによれば、最大の経営課題は主力事業の競争力・シェア向上という回答が圧倒的とのことである。
株式市場は経営の価値創造能力を多様な投資家が参加して評価するいわば最高裁判所だ。
価値創造能力が乏しければどんな企業でも株価低迷から抜け出せない。
昨年来多くの企業でM&Aに関するニュースが相次いでおり、事業再編・統合は主力事業の競争力をどのように強化するかの戦略の具現化であろうが、まさにこのような経営力が企業の今後の株価を占う大きな要素であろう。それら価値創造力と経営力が日本株復活の条件であろう。


















