地銀、再編加速へ
2008/02/23
大阪を営業基盤とする池田銀行と泉州銀行が経営統合で大筋合意したことで、地銀の再編が加速する兆しが出てきた。これまで経営が比較的安定している大都市圏にある地銀も昨秋の郵政民営化などに触発され合従連合へと動きだしてきそうである。
今回の再編のきっかけの大きなものとして、昨年10月の郵政民営化で地銀にとって巨大な敵が出現し、リテール分野での競争が激しくなったことがある。昨年9月末の金商法施行で、元本保証がない金融商品の営業姿勢が問われるようになり、販売体制拡充を迫られた。経営が安定していても規模が小さければ不利という状況が出現したのである。
また、一方で国内外の投資ファンドが2007年末時点で横浜等の11の地銀の株式を5%超保有して経営効率向上を求める動きをし始めている。「リストラの余地が大きく収益向上が見込める」こととか、「経営不振の地銀は再編などで経営を立て直せる余地がある」という。
いずれにしても地銀の再編加速は必至の情勢である。


















