米モノラインの経営改革
2008/03/12
モノライン各社が金融市場の動揺の連鎖を防ぐべく経営改革に乗り出し始めた。
モノライン最大手のMBIAはCDO等の再・証券化商品から完全撤退し、リスク管理強化のため、証券化商品、地方債など保証対象ごとの分社化の検討を始めた。保証対象ごとの分社化を検討するのは高リスクの証券化商品で今回のような値崩れが起こった場合にも地方債など他の商品にも影響が及ばないようにするのが狙い。
アムバック・フィナンシャル・グループも証券化商品の新規保証を一時停止している。
大手のアムバックが格下げ回避を狙って15億ドルの公募増資を実施し、メザニCDO等の値下がり回避を狙った。また、アシュアード・ギャランティも米著名投資家ウイルバー・ロス氏からの支援で最大10億ドルの増資で合意した。MBIAも既に26億ドルの資本増強を完了済みである。
このように、モノライン各社の経営努力により「モノライン危機」は最悪期を脱したように見受けられる。


















