サブプライムローン問題(その3)
2007/09/09
サブプライムローン問題(その3)
米国労働省が7日発表した8月の雇用統計で4年振りの雇用者数の減少となった。
特に金融業界での解雇が本格化する懸念が強まってきている。
サブプライム問題が雇用に影響してきたとみられ米景気の低下懸念も高まってきた。
住宅市場が冷え込んできており、自動車販売も3ヶ月連続の減少である。
OECDが5日に発表した米国のGDP伸び率を下方修正して0.2%下げ、1.9%としたことから米景気先行き不安が強まってきている。
欧州中銀も利上げを見送り、市場の動揺鎮静に全力を挙げており、米FRBも協調してFF金利の誘導目標を引き下げるとの観測が強まってきている。
こうした中で、グリーンスパン前FRB議長の発言が米ウオ―ルストリートジャーナル紙に最近の市場の動揺について株価が暴落した’87年の「ブラックマンデー」に酷似しているとの見解を表明したりしている。
私も’87年11月のブラックマンデーの日は山一證券にいた時で良く憶えているがちょっとした「恐怖」を思い起こさせるものです。東証での株価はどの銘柄も売り気配で値が付かない状況でしたので思い出すだけでも「恐怖」そのものです。
世界経済への実体的な悪影響が及ぶ前に、サブプライムローンの証券化商品を通じて世界に拡散している損失規模の実態解明により早期に主要市場の混乱が収束されるよう各国の政策及び金融関係者の努力を望む次第です。


















