マスコミ掲載一覧

日系金融新聞6月12日|マスコミ掲載

「新進」職種の売り手市場続く スキルだけではなく、バランス感覚を

東京キャリア・サーチ
代表取締役社長
藤原 道雄(ふじわら・みちお)氏

 

30代前半を中心に金融機関の中途採用意欲は高い。特に最近伸びてきた業務のエキスパートに各社は熱いまなざしを注ぐ。ただ『実力者』ほど思わぬ落とし穴に陥ることもあるという。「金融サーチ・ファーム」の東京キャリア・サーチ社長、藤原道雄氏に聞いた。

 

今、金融機関の採用意欲の旺盛な業務・職種について、当社の実績でいえば、(1)M&A、証券化、ファイナンス、IPOなどの投資銀行業務、(2)リーガル・コンプライアンス、リスク・マネジメント業務、(3)プリンシパル・インベストメント、不動産ファンド運営業務−−などです。

 

これらの多くの職種は5−10年前まで注目されていなかったり、そもそも職種としてなかったものも含まれます。景気回復によるビジネス拡大局面にあり、今後もこうした分野のエキスパートは、売り手市場が続くものと思われます。

 

特に30歳前後から30代半ばまでの即戦力の人材が売り手市場になっています。この世代の特徴として、組織へのロイヤルティーよりも、「仕事の中身」で判断するキャリア志向を感じます。しかしスキルだけではなく、「バランス感覚」を忘れてはいけないと思います。

 

それは採用する側は「人物を見る」ことに相当のウエートを置いているからです。実績やスキルが十分でも、それだけでは採用されないケースもあります。「実績とスキルをアピールする」ことと同時に自分の人間性、持ち味を出すことも大事ではないでしょうか。

 

「30代半ばまでの人材が望まれている」と言いましたが、1つには1990年代前半からの10年間程度は、金融機関においても新卒採用をかなり控えたので、その年代が不足していることがあります。さらに年齢的にも専門分野に精通し、即戦力として十分に期待できます。

 

当社では各社の個別事情も詳細に把握し、アドバイスします。こんなところが金融業界に精通し、実務経験豊富なコンサルタントがいる人材紹介会社を使うメリットでしょう。

 

[インタビュー記事は、6月12日(月)付の日経金融新聞より転載]